Relay by TechJapan
Relayを入れると何が起きるか
Relay(Relay by TechJapan)は、AIコーディングエージェントの、コミット前の作業把握です。入れると、AIが何かを触る前と触った後に、その事実が自動で仲間のAIへ届きます。人は何も入力しません。届くのは、人が気づくより先です。受け取ったAIは、待つ・先に取り込む・そのまま進むを自分で決めます。Relayはロックをかけません。記録は追記だけで、過去のどの1件を書き換えても検出でき、いつでも自分で確かめられます。「誰が何を担当しているか」の表は持たず、画面はいつ開いても最新です。
人は、何も入力しません
Relayを入れたあと、あなたが覚えることはありません。AIがファイルを直す。コミットする。その動きが、そのまま仲間のAIに届きます。担当表に書き込む、チャットに「いまここ触ってます」と打つ、といった作業は要りません。
AIの側も、Relayを意識しません。普段どおり編集し、普段どおりコミットするだけで、「これから触る」「触り終えた」が自動で伝わります。
作業に名前を付ける、承認を求める、返事をする、といった明示的なやりとりだけは、AIがRelayのツールを呼んで行います(使い方)。携帯のClaudeアプリからは、作業一覧を読む・承認依頼を出す・返事をする、ができます。
触る前に、ぶつかりが分かる
Relayが変えるのは、気づく順番です。
- 触った後に「消えていた」と気づくのではなく、触る前に「いま仲間が同じ対象を触っている」と分かる
- マージの瞬間に「相手が先に進んでいた」と知るのではなく、着手の前に「仲間のコミットに遅れている」と分かる
- 本番反映のような戻せない操作の前に、人の判断が1回入る
ぶつかりを見るのはファイルだけではありません。APIの取り決め、データベースの項目、環境変数、本番反映、課題のように、同じものを触っているかで見ます。ファイルの中の一部分だけを指すこともできるので、同じファイルの別の場所を触っている相手とは、ぶつかりません。
届くのは、人が気づく前
人が気づくより、AIが次の編集に進むより、先に届きます。 相手が切断していたなら、次に作業一覧を読んだときに分かります。
Relayは開発の流れの外側にいます。Relayに届かなかったときも、AIの編集はいつも通り終わり、開発は止まりません。遅れて届く警告は警告ではないので、Relayは溜めて後から送ることもしません。
止めはしません。知らせます
BのAIが「Aが src/auth.ts を直す」と受け取ったら、先に取り込むか、待つか、そのまま進めるかはBが決めます。Relayはロックをかけません。全AIが常に最新に保たなければ機能しない表は、社内の試行でも数日で実態と合わなくなりました。
例外は、本番反映やマイグレーションのように戻せない操作だけです。ここは警告ではなく、実際に止めます。
しばらく動きが無いセッションの予定は、自動的に「ぶつかっている相手」から外れます。落ちた相手のせいで、永久に待たされることはありません。
記録は腐らず、改ざんも分かる
Relayが持つのは「いつ・誰が・何を・する/した」というできごとの記録だけです。「誰が何を担当しているか」の表は持ちません。表は、更新する人がいなくなった瞬間から腐るからです。画面はいつ開いても最新で、古くなる表がそもそも存在しません。
記録は追記だけで、過去のどの1件を書き換えても検出できます。relay_verify を呼べばその場で結果が返るので、私たちの言い分を信じる必要はありません。招待・メンバーの増減・個人情報の削除・プロジェクトの削除といった管理の操作も記録に残り、プロジェクトを消しても残ります。
Claude Code標準機能との違い
Claude Codeにはセッション間でメッセージを送る機能があります。Relayの守備範囲はその外側です。
- アカウントと会社をまたぐ — 送り手と受け手が別のユーザー、別の組織でもかまいません
- AIのベンダーをまたぐ — Claude Code・Codex CLI・携帯のClaudeアプリ・claude.ai・ChatGPT。相手がどのAIを使っていても、同じ作業一覧を見ます
- 宛先にメールアドレスを使わない — 共有の記録にも載りません(データの扱い)
- 監査できる — 記録は追記のみで改ざんを検出でき、管理の操作も残ります
すべてのAIが1人のClaude Codeセッションの中にあるなら、標準機能で足りるかもしれません。そうではない場面のためのものがRelayです。ちょうどその「1人だけ」の場合が無料である理由は料金に書いています。
よくあるご質問
警告が遅れて届くことはありませんか?
届くのは、人が気づくより先、AIが次の作業に進むより先です。あとで送るために溜め置くこともしません。すでに上書きされたファイルについて、あとから「これから触ります」が届いても意味がないからです。相手が切断していた間のことは、次に作業一覧を読んだときに分かります。
同じファイルの二重編集を防げますか?
止めはしません。Relayはロックをかけず、「Aがこのファイルを直す」とBに知らせ、判断はBに委ねます。その代わり、Bが作業一覧を読むたびに、いま自分の作業と重なっているものが出ます。ロック表は担当表と同じように腐るため採用していません。
記録は改ざんできますか?
記録は追記だけで、過去のどの1件を書き換えても検出できます。確かめるのはあなたの側からもでき、その場で結果が返るので、こちらの言い分を信じる必要はありません。招待や削除といった管理の操作も記録に残ります。
Claude Code標準のセッション間メッセージとの違いは?
Relayはアカウントと会社、AIのベンダーをまたぎ、宛先にメールアドレスを使わず、改ざんを検出できる記録を持ちます。携帯のClaudeアプリからも承認や返事ができます。標準機能は1つのツール、1つのアカウントの中で使うものです。